就職について

学生から社会人へ、就職活動を成功させよう

就職説明会とは

就職活動を開始したばかりの人は、まずは就職説明会に行ってみましょう。
大学の就職説明会では、就職活動のノウハウやエントリーシートの書き方など、就職活動に取り組むに当たって基礎的な説明があります。 具体的にどこかの会社の採用試験を受けたい場合は、その企業の就職説明会で説明を受ける必要があります。
就職説明会では、エントリーシートを作成します。各欄に名前や出身校、自己PRなどを書くもので、エントリーシートは面接段階まで確認されることもあります。 採用に関する話や企業説明、質問受付などが就職説明会では行われます。
質問がなければしなくてもいいかもしれませんが、質問する人を評価する会社もあります。質問を幾つか想定しておく方が、入りたい会社の場合はいいかもしれません。 採用試験の日程説明を聞くには就職説明会に出る必要があるという会社もあります。

就職説明会の心得

就職説明会は採用担当者とじかに会えるイベントです。経験が浅いうちは相当緊張するかもしれませんが、数をこなしていくうちに緊張はほどけていきますので、まずは足を運んでみましょう。
就職説明会と採用試験は全く別ものですが、採用担当者はいつも目配りをしています。採用試験をしているくらいのつもりで求職者を見ている会社もありますので、 就職説明会でも気合いを入れて、油断をせずに取り組んでください。
初対面の第一印象は意外と重要です。清潔感のある身だしなみを心がけ、髪型やメイクなどにも気を配りましょう。スーツを着崩さずにきちんと着ることも大事です。 だらしない人間だと思われないため、就職説明会への遅刻は厳禁です。
もしもアンケートなどがあったら、可能な限り紙面を埋めるようにするべきでしょう。質問をする時間があれば、何かしらを聞いて積極性をアピールします。 就職説明会の場で当たり前の質問をしないように、ある程度は情報を頭に入れておきましょう。

就職説明会の準備

就職説明会では、人事担当者から会社の概要や業界についての説明が行われます。
就職説明会は何の準備もなしに身1つで行けばいいというものではありません。あらかじめ調べることは調べておきましょう。 求人情報サイトに掲載されている採用情報はあらかじめ熟読し、しっかり理解しましょう。できれば社長あいさつや会社の理念的なものは印刷などしてしっかり読みましょう。
求人情報では軽くしか書かれていないことが多い商品紹介、事業紹介、プレリリースなども押さえておき、わからない単語があれば調べておきましょう。 経済新聞や経済雑誌、ニュースサイトから業界情報や近年の動向が読み取れます。前提となる知識があれば、就職説明会での質問もレベルの高いものになります。
迷子にならないよう場所はあらかじめ調べておき、時間厳守で行きましょう。就職説明会ならずとも、スケジュール管理をきちんとしておくことは欠かせないポイントです。 就職活動にかける時間は有限ですから、就職説明会などでブッキングを起こさないように気をつけてください。